百人一首/下の句あいうえお順その7

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下の句あいうえお順 7/10

左京大夫道雅 さきょうのだいぶみちまさ

今はただ 思い絶えなむ とばかりを 人づてならで いふよしもがな

いまはただ おもいたえなむ とばかりを ひとづてならで いふよしもがな

三絛右大臣 さんじょうのうだいじん

名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな

なにしおはば おおさかやまの さねかづら ひとにしられて くるよしもがな

参議篁 さんぎたかむら

和田のはら 八十島かけて こぎ出でぬと 人にはつげよ あまの釣舟

わたのはら やそしまかけて ごぎいでぬと ひとにはつげよ あまのつりふね

右近 うこん

忘らるる 身をば思はず ちかひてし 人の命の をしくもあるかな

わすらるる みをばおもはず ちかひてし ひとのいのちの をしくもあるかな

源宗干朝臣 みなもとのむねゆきあそん

山里は 冬ぞ寂しさ まさりける 人めも草も かれぬと思へば

やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける ひとめもくさも かれぬとおもへば

中納言朝忠 ちゅうなごんあさただ

逢ふ事の 絶えてしなくば なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし

あうことの たえてしなくば なかなかに ひとをもみをも うらみざらまし

大中臣能宣朝臣 おおなかとみのよしのぶあそん

御垣守 衛士のたく火の 夜はもえて 晝は消えつつ 物をこそ思へ

みかきもり ゑじのたくひの よるはもえて ひるはきえつつ ものをこそおもへ

山部赤人 やまべのあかひと

田子の浦に うち出でて見れば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ

たごのうらに うちいでてみれば しろたへの ふじのたかねに ゆきはふりつつ

入道前太政大臣 にゅうどうさきのだじょうだいじん

花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり

はなさそふ あらしのにはの ゆきならで ふりゆくものは わがみなりけり

参議雅経 さんぎまさつね

みよし野の 山の秋風 小夜更けて ふる郷さむく 衣うつなり

みよしのの やまのあきかぜ さよふけて ふるさとさむく ころもうつなり